47都道府県「大黒柱」PROJECT

47都道府県「大黒柱」PROJECT

2025年5月19日

本プロジェクトは地域に根ざす伝統文化を世界へそして次世代へと伝え
その価値と豊かさ、そして美しさを継承することを目的として「伝統文化未来共創Project」の特別企画として1000年を超える歴史を持つ世界最古の『金剛組』と(株)髙松コンストラクショングループ、そして伝統文化未来共創プロジェクトの4人の経済分野の賛同者と47都道府県の地域の未来を担う47人の青年リーダーたちが代表世話人として立ち上がり始まった有志のプロジェクトです。

全国そして世界中の人々が集う大阪・関西万博において47都道府県全国の人々の想いをのせて、それぞれの地域で育った『木』を大阪に集め、金剛組の匠の技で束ねて催事のシンボルとし「大黒柱(束柱)」の舞台を創り上げる、という壮大でチャレンジングな共創プロジェクトがいよいよ6月3日大阪・関西万博ギャラリーイーストにてお披露目されます。

未来が語られ、新たな共創が生まれるステージ(空間)を金剛組の匠技で束ねられた47都道府県の大黒柱が支える。想いで繋がったこの未来への共創チャレンジをぜひご覧ください。

〜全国の想いを一つに〜

【1400年を超える『世界最古』の企業『金剛組』とは】

【『伝統と革新』〜束ね柱〜とは】

世界最古の企業、金剛組は社寺建築をてがける宮大工集団です。創業は、飛鳥時代(西暦578年)、聖徳太子が四天王寺建立にあたり、朝鮮半島の百済の国から社寺建築技術者を招聘したことに始まり、1400年を超える長い歴史を持っています。

今回、展示をおこなう「束ね柱」は、約3メートルの「束ね材※」を柱として立てる構造物です。「束ね材」に使用する木材は、全国47都道府県の代表世話人と地域の方々の協力を得て、各県で育った伐採された木材をご提供いただきました。それらを金剛組が、宮大工の伝統的な木組みの技術である千切り(ちぎり)だけで結束したものです。
会場では、4本の束ね柱で囲まれた舞台が設置され、期間中、能や日本舞踊などの演舞や様々な文化的イベントがおこなわれる予定です。

伝統文化未来協創Projectは、日本の伝統文化を「日本と世界の架け橋」とし、文化と経済、異なるジャンルや世代が一つに繋がる「共創の機会」を創出し、大阪・関西万博を契機に、日本の伝統文化の魅力を国内外に広め、次世代に継承することを目指しています。

〜金剛組の匠の技で未来を創る〜

※束ね材:「釘」「ボルト」「接着剤」は一切使わず 千切り(ちぎり)材のみで木材を束ねたものです。同等の径を持つ材木を上回る強度を実現できるものと考えております。日本の伝統建築の技術を用いて、日本の森林資源の有効活用に貢献するものです。
「束ね材」は、株式会社髙松コンストラクショングループが特許出願中です。

【 PROJECTを通じ貢献したい5つのこと】

01

どのような困難や逆境があっても『諦めず、自らが新たな価値を創出』し続ける心のあり方

どのような時代にも困難のない時代はありません。
大切な何かを守りたい、と思うとき、自らができることで新たな価値を創出し続ける。
その姿勢こそが、金剛組さんや伝統が私たちに伝えている愛のメッセージではないでしょうか。

02

47都道府県オールジャパンで『ワンチーム』となって創り上げる『共創体験』を創出する

47都道府県の人々が力を合わせ、ワンチームとなって成功させる『共創体験』を創出することで共に未来を創る礎が創出されること。

03

〜66%森林大国日本の森は荒れている〜
『森林資源』の循環と重要性を学ぶ機会の創出(リーダー育成)

持続可能な社会を目指すSDGsの認知が進む中で森林伐採は自然環境破壊であり、悪であるというイメージがある一方で森林大国日本は森林資源が活用されない事による深刻な問題を抱えています。

プロジェクトを通じ、古よりそこにあった人と自然との循環や共生文化の豊かさや重要性を伝える機会とし、森林に豊かな生物多様性を生み出す『人と自然の共生と循環』への貢献を目指しています。

04

『伝統業界』と『経済・社会・あらゆる世代』との繋がりを創出する

プロジェクトを通じ、日本の財産である伝統業界と地域の未来を担う経済人や青年リーダーとの繋がりを創出することで自国を愛する次世代リーダーの育成と豊かな地域文化の発展に寄与することを目指しています。

05

『全国の有志・リーダーのコミュニティを形成・交流の機会』を創出する

プロジェクトを通じ、高い志を持った全国のリーダーとの出逢いと交流の機会創出 47都道府県有志コミュニティを創出することで継続的な地域文化振興に寄与することを目指しています。

共創パートナー

全国の想いが集まった県産木が届けられました